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男「俺が勇者?」僧侶「うん!」
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1: ◆aCX/RFLYuo:2012/10/5(金) 23:00:13 ID:X9p1IgTd5M

男「〜♪」

男「ん?なんだこの穴」ノゾク

男「て、うぉぉぉ!?」オチル

男「(まさか…たまたま見た穴に落ちて死ぬとは…)」

――――――


154: 名無しさん@読者の声:2012/10/22(月) 23:56:07 ID:8yQ0cN0zGE

邪神「とうとうきたか」ゴゴゴ

僧侶「き、きますよ!」スチャ

剣士「あやつが諸悪の根元か!」カチャッ

側近「!!……やはりか!男!」

男「ん?うぉ!?なんだあの量!?」

魔王「下から登ってくるゾンビどもは我輩に任せろ!」

側近「私も行きます!」

剣士「二人ではあの量は辛いだろ!僕も行こう!」

側近「男、雑魚を倒したら参戦する。頑張れよ!」タッタッタ

男「わかった!……さてと」カチャッ





155: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 00:15:19 ID:ktLhYxeNBo

男「いっちょやりますかー!」

未来「さっそくいっくよー!遅延解除大水柱」パラパラ

未来が合図と共に邪神下から水柱をだした。

邪神「ふぬぅ…ステリアルシールド」カキン

邪神は前回俺達が大苦戦を強いられた最強防御魔法で
身を守る。

未来「くるのは知ってたんだよねー。解除魔法(ディスペル・マジック)」

間髪入れず魔法を打ち消す。
その隙に俺と狼が一気に攻めよる。

男「はぁあ!!!」

狼「てりゃー!」

邪神「ふんぐぅ……闇の雷!」

攻撃に耐えた邪神は俺らにではなく
未来に攻撃を仕掛けた。

未来「!」

僧侶「戦乙女の盾!」

未来の前に突如現れた可愛らしい天使の羽の盾が
攻撃を完全に受け止める

邪神「ぐぬぬ…」


156: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 06:58:07 ID:VCA8W7LMxY
邪神「ふっふっふっ………ふっははははははは!!!!」

「「「!?」」」

邪神「そんな攻撃でこの邪神を倒せるとでも思ったか!!!」

男「くっ…」

女神『男さん』

男「ん?」

女神『邪神を倒すにはその剣の力を100%出すしか方法がありません』

男「!?」

女神『どんなにダメージを与えても必ず1残ってしまうのです

男「………」

157: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 13:26:57 ID:gGiNgm69c6
邪神「女神め要らぬ知恵を与えおって…」

邪神「だが、そこの勇者を“壊して”しまえば
なんの問題もなかろう!」

男「!?」ジャキッ

構える男に邪神は攻撃をする。

邪神「精神汚染!」

邪神から放たれた邪気が男を取り囲む

僧侶「男さん!」

未来「僧侶!近づいたら駄目!」ガシッ

僧侶「どうして!?」

未来「あの魔法は汚染された人間に
触れた者も汚染されてしまう魔法なの」

僧侶「そんな……!」

未来「今貴女に汚染されたら助ける手段が無くなるのよ!」



158: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 13:31:48 ID:hNAGXq6MMA
男「…」ガシャンカラカラ

女神「ふぅ…実体化するのは久し振りね」

「「「!?」」」

邪神「女神自らが実体化するほどこやつが大事か?」

女神「えぇ。そうですね」

女神「聞いて。邪神は精神汚染の魔法を使ったから暫くは動けないのです」

女神「早く助けないと男さんの精神が完全に壊れてしまいます」


159: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 13:58:31 ID:givWLeOHXg
未来「わかった。僧侶時間が無いのは分かったと思うの
今からあたしの魔法で男くんの精神に呼び掛けるから
貴女は集中して。」


僧侶「う、うん」

―――

男「……ここは?」キョロキョロ

男「真っ暗で何も見えない…」

《男、お前は本当に勇者なのか?》

男「!?この声は部長!」

《お前の様な無能が勇者のわけがない》

男「部長…」

《お前はなにさせても本当ダメだな》

男「……」

《なに本気で勇者だと勘違いしてるの?》

《お前には無理だ》

《貴方には無理です》

《男さんには無理です》

《男くんじゃ無理よ》

《貴様には無理だ》

男「………」ポロポロ

160: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 14:03:47 ID:3nBIl.eAjw
男「そうだよな…俺なんかが出来るわけないよな」ポロポロ

――――

女神『!』

狼「どうしたと?女神さま〜?」

女神『男さんの生命力が徐々に落ちてきてます』

僧侶「!」バッ

女神『このままでは精神の死とともに肉体までもしんでしまいます』

僧侶「男さーん!!!」

未来「落ち着いて!!集中して心で呼び掛けて!」

僧侶「…うん(男さん……)」



161: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 14:08:44 ID:wZNna3vuaM
―――

男「………」

《お前のせいでお前の母さんは死んでしまった》

男「……うっ…ひっぐ……」ポロポロ

《なにも出来ないくせに》

《そうよ、何も出来やしないのに》

男「………………」ポロポロ


162: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 17:28:18 ID:qnr4xcsZc.
子男「もういやだ」

「男…」

子男「!」

「男、諦めちゃダメよ!」

「男人差し指と親指でわっかを作って?」

子男「うん!」

「で、私がそのわっかの中でわっかを作ると取れないでしょ?」

子男「そうだね!」

「じゃあ、出来ない出来ない出来ないって言いながら指に力を入れてわっかを引っ張ってみて?」

子男「出来ない出来ない出来ない…あっ取れちゃった」スポッ

「次は出来る出来る出来るって言いながらさっきのように…」

子男「出来る出来る出来る!」ググッ

子男「!取れないよ!!」パァ

男「あっ……元に戻った…?」

「男。貴方なら出来るわ」

男「……うん」

「貴方は勇者の勇の意味が分かる?」

男「えっ?」

「勇者の勇は勇気の勇よ。」

男「!」

「誰にでもある勇気だけれどその勇気を使えるのは一部の人だけなの。どうしてだと思う?」

男「怖いから…?」

「そう、怖いから。たった一歩すらも歩むのが怖いからよ」



163: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 17:38:23 ID:J7bzza4U/Q
「戦うのが怖いのは分かる。」

「それでも共に戦ってくれる仲間が貴方には居るでしょ?」

男「……うん。」

「皆は貴方を信頼してる。だから貴方も仲間達を信頼してみたら?」

男「そう…だね…」

「一歩後ろを歩まないで、皆と共に歩の」

男「おうっ」

男「!」

「頑張って!貴方なら出来るわ。必ず、出来るわ」

男「まぶ」

パァァ


164: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 17:50:18 ID:YJTcbsnh32
《お前には無理だ》

男「ここは…そうか…」

《貴方には無理です》

男「………いいや、無理じゃないね」

《!!?》

男「心のどっかで僧侶達がもしかしたら
俺を馬鹿にしてるんじゃないかと腐ってた」

男「確かに出会って日が浅いかも知れない。魔王達なんて昨日の今日だ」

男「それでも、それでもあいつらは………!」

「ーーーーさん!」

男「!」

「男さん!!」

男「僧侶…」

僧侶「男さん、大丈夫ですか?」

男「あぁ。大丈夫だ。」

僧侶「良かったです…さぁ戻りましょう!」

男「ちょっと、待ってくれ」

僧侶「はい?」

男「あー、そのー」

男「ごめん!」ダキッ

僧侶「!」カァァ

男「そして、ありがとう。」

僧侶「は、はいっ!」

男「さぁ、戻ろう。皆の居るところに!」



165: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 17:57:45 ID:DNupLJHh6A
―――

邪神「!?」

男「んっ、戻れたか」

未来「男くん!」

女神「男さん」

狼「男〜!」

側近「やっと戻ってきたか」

魔王「わ、我輩は泣いてなどおらんぞ」グスッ

僧侶「おかえりなさい!」

男「あぁ。皆ただいま。」

邪神「な、何故だ!?負の念を混ぜ混んだ上に
勇者の心の闇を突いた精神汚染が何故!?」

男「ふっふーんさて、なんででしょう?」カチャッパァ

女神「………ついに、剣の力が完全に目覚めましたね」

男「さてさて、ちゃちゃっとやっちゃいますか!」

166: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 18:03:33 ID:2hEyWxEuHg
邪神「ま、まて!」

男「待ちませーん!」パァピカーン

男が剣に力を込めると更に剣が光を増す

男「はあぁ!!」

邪神を剣で一刀両断する。

邪神「か、体がぁあぁあぁ焼ける!!!」

最後の言葉を残し邪神は完全に消滅した。

167: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 18:12:15 ID:2hEyWxEuHg
男「っしゃ!」ガッツポーズ

僧侶「お疲れ様でした♪」ダキッ

男「うぉ!?」

未来「んー!終わっちゃったかぁ」

男「あぁ。ありがとな未来」

狼「男が戻ってきて良かったぁー」

男「おうっ」ワシャワシャ

側近「急いで戻ってきてみれば、貴様が棒立ち立ったではないか」

男「ちょっとな邪神の攻撃を受けてな…」

魔王「我輩は信じておったぞ」

男「ありがとな」

剣士「ぼ、僕はあまりお役に立てなかった…」

男「いやいや、ここまで迷わずに来れたのは剣士のお陰さ」

女神「男さん」

男「あぁ。そうだな」

168: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 18:18:12 ID:8yQ0cN0zGE
「「「??」」」

男「俺、そろそろ元の世界に帰るわ」

「「「!!!?」」」

僧侶「なっ!?」

狼「えっ!?」

未来「!」

側近「!」

魔王「!?」

剣士「も、元の世界?」

男「あぁ。」

僧侶「そ、そんな!!」

狼「うち、男のペットやん!連れてってよ!」

女神「すみません。男さん以外連れてはいけません」

狼「そんな……」

男「じゃあ、またな」ピカーン

僧侶「待ってください!男さん、男さーん!!」


169: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 18:45:08 ID:skHTdm5uW2
おう男でかしたッ!
ほら、今までの分ちゃんとやるよ
つC×50000


…と思ったら…
…何だこの展開は!
おにゃのこたち泣かしたらしばくぞゴルア!
170: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 20:04:25 ID:5DhxIxj3Ng
相変わらず急展開www
でもそんなとこが好きだ

ほら…今まで意地悪してごめんよ
真の勇者へ
つC
171: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 21:18:07 ID:DNupLJHh6A
>>169

男「ヒャッホー!こんなに沢山嬉しいぜ!」ジャラジャラ

僧侶「良かったですね!」ニコニコ

男「うん、努力が実ってハッピー☆」

未来「ちょっとテンション上がり過ぎよ…」

狼「今まであんまり貰えんかったからやないと?」

男「その通り!」ビシッ

>>170

男「時は流れるのが速いものなのだよ」

魔王「どうしたいきなり」

男「いや?なんとなく」ズズッ



男「毎度ながら支援ありがとな!」


172: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 21:23:57 ID:w5nRS8T4No

―――

男「よっと。」

女神『時間はあまりありませんので、早めにお願いしますね?

男「あぁ、そうだな。」タッ

―――

僧侶「うぅ…男さーん……」

未来「(あれ?でも男くん未来では………あー)」

―――

男「とりあえずこれとこれとこれをバックに……あーこれもだな」

女神『ここが男さんの家ですかー』キョロキョロ

男「おうっ!よし終わりっと。」

女神『もう大丈夫ですか?』

男「あー、あと寄るとこあるから少し待ってて」

女神『はい。分かりました』


173: 名無しさん@読者の声:2012/10/23(火) 21:27:56 ID:tYGO3DXPEE

―――

男「これください。」

店員「しゃっせー(コスプレ?)っえになりまっす」

男「ほい」

店員「ちょっすねー。しゃっしたー」

女神『何を買ったのですか?』

男「んー、まっお土産?」

女神『なるほどー』

男「じゃあ帰りますかー」

―――
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sage:


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